平成28年9月26日(月)、新潟県の建設業に係る人材不足に対する取組について、北陸地方整備局からのお声がけに対し、
建設産業界からは 教育界からは 労働行政及び建設行政からは
・(一社)日本建設産業団体連合会 北陸支部 ・新潟県教育庁 高等学校義務教育課 ・新潟労働局 職業安定部 職業対策課
・(一社)新潟県建設業協会 ・新潟県教育庁 義務教育課 ・新潟労働局 助成金センター
・(一社)新潟県建設専門工事業団体連語会 ・新潟県 土木部 監理課 建設業室
が一堂に会し、各機関の取組や今後の課題について意見交換を行いました。
各機関が取り組んでいる取組として、小・中・高校、大学の学生を対象とした「現場見学会」の実施、子供達の職業観を養うための
学校への「職業紹介DVD配布」、子供が親の職場を見学する「子供参観日」実施、専門高校生が中学生や親を対象に行った説明会
「県立専門高校メッセ開催及びブース出展協力」等々、建設業が魅力あふれる産業であることの情報発信の紹介がありました。
また、建設業が魅力あふれる産業であるためには、企業の健全な経営が何より大事であることから、企業を支援する取組として、若
者や女性が働きやすい職場環境作りを行う際に必要な費用、職人の技能実習に係る費用などへの「助成事業」・ 「補助事業」、また、
入社してからも快適に仕事ができるように、現場での「快適トイレ設置」に係る費用の発注者負担といった金銭面への支援取組も紹介
されました。
各機関が取組みを行う上で、建設業が置かれている情勢の把握は必須であることから、「求職・求人状況」、現場で働く「労働人口・
年齢構成」といった基礎情報も提供されました。
今後、各機関が連携して取り組むためには何よりも情報の共有が大切との認識の元、次回も引き続き開催し人材不足に対する取組
を強化していくことを確認し合いました。